初猟しました!!
皆さま、お待たせしました~!
本日、南ぬ風水産・てーる船長、
リュウキュウイノシシ(方言でカマイ)初猟です!!!
これは毛を焼く作業です。
独特のニオイがするので、村人にも「あ、どこかでカマイ捕れてるねぇ」
と分かります。
今回のカマイはオスの25kg!
ここからは、知っている限りのカマイ情報を…。
オス・メスでいうと、オスのほうが肉が軟らかいそうです。
メスは、出産経験がないメスの肉は軟らかく、出産経験のある
メスは、肉が硬いそうです。
年齢でいうと、1歳半から2歳半頃が良いとされているようです。
大きさも関係あるようで、大きいカマイ(29kgくらい~)になると、
旨味はあるものの肉が硬かったり、カマイ特有の臭みが強くなるそうです。
18~28kgくらいが軟らかく、旨味もあるということで、
今回のこのカマイ君はまさにベスト!!ではないでしょうか(^.^)
このカマイ、「罠にかかって死んだふりをしていることもある」という話もあり、
学習能力は高いとされています。
さらに敵に対してはひるまず立ち向かってくる、非常に危険な動物だそうです。
ワイヤーを使った罠で捕獲するのですが、カマイがワイヤーを切って向かってきて
人間が負傷することもあるようで、狩る方・狩られる方、両方とも命懸けです。
西表島では、「お刺身」で食されるのが一番好まれており、ワタクシも例外にもれず、
お刺身が一番美味しいと思います(^^ゞ
カマイの主食が、どんぐりや椎の実なので、脂身は甘みがあってさらりとしています。
以前、カマイのお刺身を食したお客様が、「イベリコ豚みたい!」とおっしゃってましたが、
有名な「イベリコ豚」も、どんぐりなどを主食としているそうで、成分はほぼ一緒???
そのほか、ちゃんぷるーやカマイ汁として、南ぬ風でお召し上がりいただけます。
ということで、今年捕れたてのカマイ、みなさま是非ご賞味にいらしてくださいね~!
追伸 今年はもう少し、カマイの知識を仕入れたい所存です。
それでは、また(o・・o)/~
スタッフ・ミキ