節祭のことなど…
10月に入りましたね。
今年も残すところあと3ヵ月…。早いものですね。
今回はH26年度の節祭の写真をアップします(^^)
まず、9月25日のトシヌユー(大晦日にあたる日です)。
例のごとく、シマカッツァー(島かづら)を一番大きい柱に巻きつけます。
シマカッツァーが車のルームミラーに付いているのを見かけたことはありませんか?
車社会の現代。もちろん車にもシマカッツァーは巻かれます。
島に来て初めて見たとき、私はこの島の流行りのおしゃれなんだと思っていました(/ω\)
それから、珊瑚を撒きます。
家の中から、家の周り、そして最後に家の出入口へ線をひきます。
夜は19:30から、公民館でウブシクミ(リハーサル)が行われました。
写真なしで申し訳ないです_(_^_)_
翌日9月26日。
今年は早朝よりユークイが執り行われました。
7:00に公民館を、旗頭から出発します。
ヤフヌティ(ヤコ(櫂)の手)の様子。
下の写真は、ウガンパーリャ(神事の舟漕ぎ)の様子。
勝った方の舟にミルク様が乗ってくると言われています。
舟漕ぎは「ウガンパーリャ」と余興の「パーリャ」の計2回です。
2回目は1回目のコースとは異なり、トゥベラー岩(夫婦岩)を回ってから
1回目のコースへ戻るので、漕ぐ距離が半端ないです!
だからこそ(?)、漕ぎ終えた後の漕ぎ手の方達はいつもの3割増し素敵に見えます(^^)
パーリャが終わると、フタデウガンへ移動し、様々な奉納芸能を行います。
これは「アンガー踊り」の様子です。
トゥーチ(船頭)と呼ばれる男女4人を中心に、アンガー達が円陣を作り、トゥーチの
太鼓と唄に合わせて、踊りながらゆっくり回っていきます。
「ハヤチカイ」などのあと、ミルク行列があり、干立の節祭の人気者「オホホ」が登場します。
今年も大人気のオホホ。
オホホが見られるのは干立だけ!ということで、不動の人気者です。
今年はオホホがばらまくお金を絶対ゲットする!と宣言していたふっぴーですが、
いざとなったらオホホが怖くて、全然近くに行けなかったそうです(;´д`)トホホ…
その後シシが舞い、奉納芸能は終了です。
次はトゥリムトゥへ移動。
写真は干立村の神司(カミツカサ)です。
旗頭を先頭に、トゥリムトゥへ移動中。
2軒のトゥリムトゥでは、天上天拝、アンガー踊り、ハヤチカイ、棒術、獅子舞などの
芸能を演じます。
それが終わると会場をスリズ(公民館)へ移し、奉納芸能を全て演じ、ユークイの行事は
終了です。
昨年はあまりお伝えできなかった部分を、今年は伝えられたでしょうか?
上記節祭のたくさんの写真を提供してくれたKさん、本当にありがとうございます(^^)
さてさて最後になりますが、9月いっぱいで、夏の間頑張ってくれた「まゆゆ」と「うっちー」が
卒業しました(T_T)
とっても忙しかった今年の夏。
何事も一生懸命頑張ってくれた2人には心から感謝です。
また、仕事だけでなく、南ぬ風キッズの面倒もたくさん見てくれました。
本当にありがとうヽ(*´∀`)ノ
特にうっちーは数々の名作を残してくれました。
一番最後にふっぴーがおねだりした「海賊船」。
とっても気に入ってみんなで取り合いしています(笑)
毎回クオリティが高いですが、海賊船は最高傑作ではないでしょうか。
そんなこんなで、スタッフはまた関さんのみになりましたが、南ぬ風一同、
頑張って参ります(`・ω・´)ゞ
大きな台風18号、これから内地へ向かうようですが、被害がありませんように。
それでは、また(o・・o)/~
スタッフ・ミキ